【お知らせ】
この度、はらっぱギャングの製品販売を弊社別サイト「JUICYGARDEN」に移行いたしました。
お手数ではございますが、製品は「JUICYGARDEN」にてお求めくださいますようお願い申し上げます。
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子どもの外遊び 知っておきたい「リスク」と「ハザード」
庭や公園、自然の中などで、いろいろなことにチャレンジする外遊びは、子どもの成長には欠かせないものです。その反面、子どもの外遊びには「危険」も伴います。危険には、学びとして有用な「リスク」と避けるべき「ハザード」があることをご存知ですか? 子どもの外遊びの危険性についてリスクとハザードの観点から考えてみます。
外遊びの「危険」について
外遊びは、子どもの好奇心を刺激し、情緒を豊かにするため、積極的にすすめたい活動です。その反面、「危険」もつきものです。石につまずいて転んだり、高い所から落ちたり、木の枝や遊具などで引っかき傷を負ったりなどです。 これらの「危険」には、子どもの経験値を上げてくれるものもあります。子どもの成長のためにも、外遊びの危険性は、「リスク」と「ハザード」を区別して考えるようにしましょう。子どもを成長させる「リスク」とは?
子どもが自分で判断し、予測できる、もしくは予測できるようになるための「危険」を「リスク」と呼びます。これは、ひとつずつクリアをしていくことで、自分の身を守る術や危険予測本能を育むために「子どもに必要な危険」となります。 このリスクは「物的要素」と「人的要素」に大きく分けられます。例えば、ジャングルジムの高さは「物的リスク」で、子どもがジャングルジムから飛び降りようとするのは「人的リスク」にあたります。
親が注意しなければならない「ハザード」ついて
一方、事故につながる可能性のあるもの、子どもが大きな怪我をしてしまうような危険を「ハザード」と呼びます。ハザードは子どもが予測することが不可能なものであり、「子どもに不要な危険」です。ハザードも同じく「物的要素」と「人的要素」に分けられます。例えば、腐食によってブランコの鎖が切れる危険性などは「物的ハザード」に、ひっかかりやすい服装で遊んだり、安全柵を乗り越えることは「人的ハザード」にあたります。
外遊び時は「リスク」と「ハザード」を考えましょう
ケガや事故を恐れるあまり「外遊びを禁止」してしまったり、あれも危険だからダメ、これも危険だからダメとダメダメづくしにしてしまっては、子どもの成長機会を失うことにもなります。干渉しすぎや、過保護にしすぎるのも問題です。外遊び時には、子どもの年齢や体格などをみながら適度なリスクを残し、ハザードのみを避けられるように危険防止方法を考えてあげましょう。注意看板や安全柵を確認するように注意するなども大切です。「リスク」と「ハザード」の関係は、下記の表をご参照ください。リスク:子どもに必要な危険 | ハザード:子どもに不要な危険 | |
---|---|---|
物的要素 | ■物的リスク 遊具の高さや重さ、可動スピードなど |
■物的ハザード 遊具などの整備不良や劣化、構造上の欠陥など |
人的要素 | ■人的リスク よじ登ったり、飛び降りたりすることなど |
■人的ハザード 遊びに適さない服装や、ルール違反の不適切な行為など |