日本でもすっかりおなじみとなったハロウィンの主役カボチャのお化け「ジャック・オ・ランタン」。魔法の国からやってきたようなキャラクターが登場するハロウィンは、子どもにとって楽しいイベントです。子どもと一緒にカボチャのお化け「ジャック・オ・ランタン」を作って、庭をハロウィン風に飾ってみましょう。
ボルダリングとは?ジャック・オ・ランタンとは?作り方と豆知識
まずは絵本などで、ハロウィンの物語を子どもと一緒に学んでみてはいかがでしょうか? ハロウィンの由来を知ることで、子どもの興味も深まることでしょう。
その由来とは、ジャックというずるがしこい男が死後天国に行くことができず、また悪魔との契約のため地獄にも行くことができず、闇の中でさまよいつづけなければなかなかったというお話です。このカボチャのお化け「ジャック・オ・ランタン」は現代では魔除けの意味もこめられているそうです。
ジャック・オ・ランタンの作り方は意外に簡単ですが、ナイフなどを使うので子どもにお手伝いさせる場合は注意が必要です。今回は、下絵を子どもが描き、大人がカボチャを切る方法をご紹介します。
<材料>
・ハロウィン用のカボチャ
・ランタン用のロウソク:火の扱いが心配の方は、LEDキャンドルを使うとよいでしょう。
<道具>
・ナイフ:ペティナイフ
・ゴム手袋:種を取り出すときに匂いがつくのを防ぎます
・スプーン:カレースプーンなど種を取り出すのに使います
・マジック
・レジャーシート
・画用紙
・ペン:クレヨン、色鉛筆など
・カッターナイフ
<作り方>
- 画用紙とペンを使って、子どもに下絵を描いてもらいましょう。下絵は、カボチャのサイズに合わせます。
- 下絵をカッターで切り抜いて型紙を作ります。
- 型紙をカボチャにあててマジックで下書きをします。
- カボチャの底を丸くカットします。切り抜いた穴から種を取り出すので、手が入る大きさに切るとよいでしょう。切り抜いたカボチャの底は、ロウソクの台にするので取り置きます。
- 手袋をしてからスプーンで種を取り出します。カボチャから水分が出るので、レジャーシートなどを敷いておきましょう。
- 下書きに沿ってカボチャをナイフで切り抜きます。下書きの線の外側を切るとキレイに仕上がります。
- 切れ込みが入ったら、カボチャの内側から指でパーツを押し出します。
風通しのよい所で乾かします。「4」の底を成形してロウソク台を作ります。
ジャック・オ・ランタンの飾り付け
でき上がったジャック・オ・ランタンを飾りましょう!
- 玄関や庭、門柱に並べる:たくさん並べると雰囲気が盛り上がります。色紙などで作ったパーツを貼り付けたジャック・オ・ランタンを用意するなど変化をつけてみるのも楽しいですね。
- 飾り棚や植樹の側に置いて:他の植物と一緒にコーディネートしてみましょう。
- ジャック・オ・ランタンかかし:長い棒を十字にして古着を着せてかかしを作り、ジャック・オ・ランタンをかぶせます。
そのほかのハロウィンキャラクターで庭の装飾
ハロウィンを盛り上げるゴーストやスパイダーのキャラクターづくりにも挑戦してみましょう。
- ゴースト:ゴム風船を膨らませ、白い大きな布をかぶせます。色紙などで顔のパーツを貼付け、木や壁に吊るします。
- スパイダー:綿を黒い布で包み、黒い布をくるんだ棒などで脚を作ります。白い毛糸で作ったクモの巣に飾ります。
子どもと創るファンタジーの世界
年に1度の不思議なイベント「ハロウィン」。庭自体はそのままに、ちょっと工夫することで、いつもと違ったファンタジーな庭が作れます。夢いっぱいの庭に、子どもたちも目を輝かせて喜んでくれることでしょう。