暑い日が続くと、疲れで食欲が減退しがちです。そんなときは庭で流しそうめんパーティーを開いてみませんか? その涼やかな趣で、夏の暑さもきっと吹き飛ぶことでしょう。また、そうめんだけでなく、あっと驚くような具材を用意すれば、子どもたちが大喜びするはずです。今回は、子どもから大人まで盛り上がれる流しそうめんの楽しみ方をご紹介します。
流しそうめんの装置を準備しよう
まずは、流しそうめんの器具を準備します。といっても、竹の入手方法や水路の組み方などがわからないという方がほとんどかもしれません。流しそうめんに必要な器材は、ホームセンターやネットショップなどで販売されています。水路や脚がセットになった流しそうめんキットを購入すれば、すぐに流しそうめんが楽しめるでしょう。また、器材を扱っているレンタル業者もあります。必要なときだけレンタルすれば、収納の手間が省けてお手軽です。
本格的に楽しむなら天然の青竹
流しそうめんを本格的に楽しむなら、天然の竹を使った水路が一番です。美しい色合いとほのかな香りは天然竹ならではですが、使ったあとは必ずきれいに洗って乾燥させる必要があります。また、カビが生えやすいため、長期保管には向いていません。1シーズンのみの使用に留めたほうがいいでしょう。
衛生的に繰り返し利用できる樹脂製
夏の恒例行事として毎年流しそうめんを楽しむご家庭なら、食器用のコーティングを施した天然竹や、竹を模した樹脂製の水路がおすすめです。衛生面からも、安心して長期間使うことができます。
オリジナル水路を自作する
プラスチックダンボールやペットボトルなどで、水路を自作することができます。好きな形に組み上げられるので、子どもと一緒にジェットコースターのようなオリジナル水路を作ってみてはいかがでしょうか。
子どもたちが喜ぶサプライズ具材
水路を伝って勢いよく流れてくるそうめんに、子どもたちは大喜びすることでしょう。それだけでも十分に楽しいのですが、白いそうめんの合間に何かカラフルな具材を織り交ぜてみてはいかがでしょうか。子どもたちのテンションが、ますます上がるに違いありません。ここでは、楽しいサプライズの具材について考えてみます。
彩りそうめん
ほんのりと色付けされた彩りそうめんを流せば、その華やかさに子どもたちの目が釘づけになることでしょう。
旬の野菜や子どもの好きな食材
ミニトマト、おくら、きゅうり、ブロッコリー、枝豆、とうもろこしなど、季節の野菜を用意すれば、彩りが加わるだけでなく子どもたちが旬の食べ物のおいしさを学ぶきっかけになるでしょう。また、食材によってそれぞれ流れ方やつかみ方のコツが違うため、ちょっとしたゲーム感覚が楽しめます。水路に詰まったり、飛び出したりしないものであれば、ウインナーやいかそうめんといった子どもの好きな食材を流すのもOKです。
デザートにはフルーツを
デザートとして、フルーツを流すのはいかがでしょうか。ぶどうやブルーベリー、さくらんぼのような、丸くて転がりやすい形のものがおすすめです。スイカやメロンといった大型のフルーツは、スプーンでくり抜いてボール状にすると流しやすくなります。フルーツの代わりに、ミニゼリーを流しても涼やかです。
お腹が温まるメニューも用意
冷たいものを食べすぎると、お腹が冷えてしまいます。また、食べ盛りの子どもたちには、そうめんだけだと物足りないかもしれません。そこで、温かいおにぎりやカレーを用意しておくと、お腹が温まるうえにしっかりとした食事にもなります。
大勢で流しそうめんを楽しもう
流しそうめんは、子どもたちはもちろん大人にとっても遊び感覚で楽しめるイベントになります。家族だけではなく、近所の子どもたちやお友達を誘えば、より楽しい時間になるでしょう。さっそく今年の夏の家族イベントに、流しそうめんパーティーを加えてみませんか?